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CELL REGZAの2大3D機能「3D超解像」と「2D3D変換」で変わったマイ3Dライフ

 [レビュー]

さて今回は、前回の小ネタに引き続き、「CELL REGZA」の“タイムシフトマシン以外の側面”についてレビューしたいと思います。具体的には自慢の「3D」について、思う存分体験した上での感想をお届けします。1101.jpg

今回まず最初に紹介したいのが「サイド・バイ・サイド方式」3D映像の、高解像度化。これは、液晶テレビ「REGZA」シリーズでおなじみの超解像技術を3D映像に対しても適用してくれるもの。

ここでちょっと愚痴を言うと、3Dテレビ最大の問題は「ブルーレイ3D」コンテンツが少なすぎることにあると思うんですよね! 店頭に行っても数えられるくらいしかありません。衛星放送ではかなり積極的に3Dテレビが展開されているようですが、帯域の関係で配信方式が解像度がヨコ方向に半分になる「サイド・バイ・サイド方式」(右目用/左目用の映像を横方向に半分のサイズに圧縮し、それを並べた状態で配信→テレビ側でそれを伸張して3D映像に変換する方式のこと。地上波放送や衛星放送など、従来の配信手段を使えるのがメリット)になってしまうのが残念なところ。3Dをきれいな画質でたっぷり楽しむ方法はないものかとずっと思っていたんですよ。

そんな思いを抱えている人にこそ断言したいのですが、「CELL REGZA」の3D超解像はかなりイイ!!です。「サイド・バイ・サイド方式」の3D映像をかなり劇的に美しくしてくれます。実際にお見せできないのが残念なんですが、感想を言うと、「超解像を使ったSD映像のHD化」よりも、かなり(ちょっとじゃなくて、かなりです!)効果が大きいと感じました。「サイド・バイ・サイド方式」と超解像技術の相性が良いんでしょうね。

スカパー!HDなどの衛星放送では、サッカーなどの3Dの恩恵を大きく感じられる番組のほか、ライブやネイチャー系など3Dならではの魅力を味わえるコンテンツがてんこ盛り。「CELL REGZA」なら、これらの映像を最高のクオリティで視聴できますよ!!


そして、「CELL REGZA」の3D機能、もう1つの目玉が「2D3D変換」機能です。これはなんと、2Dの映像を3D映像に変換して立体視できるようにしてくれるというもの。これさえあれば、ブルーレイ3Dコンテンツが不足してても大丈夫。まさに夢のような機能ですね。
で、調子にのって我が家のライブラリを片っ端から再生してみました。
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これもまた実際にお見せできないのが残念ですが、思っていたよりもしっかり3D化してくれます。実のところ「いや、それはムリがあるだろ……」と考えてしまい、あんまり期待していなかったのですが、これはアリですね。
リモコンの「3D」ボタンを押すと表示されるメニューから「2D3D変換」を選ぶだけという簡単操作も◎。
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ただし、映像によって、かなり向き/不向きがあるようです。中でも「向いている」と感じさせられたのは、HD画質の実写映像。つまり、ブルーレイ3Dで発売されている映画や、地デジのドラマですね。これはかなりしっかり3D化してくれます。ジャンル的には映像が激しく動き回るアクション系よりも、映像をじっくり見せてくれる人間ドラマ系の方が向いているように感じました。適度な3D映像が没入感を高めてくれますよ。

が、個人的には、やっぱり映像の動き回る映画の方が楽しく感じてしまったり(笑)。特にお気に入りは『スターウォーズ エピソード4』ですね。オープニングの「アレ」が非常に分かりやすく立体視できるほか、その直後のスター・デストロイヤーも大迫力で楽しめます。惑星タトゥイーンの砂漠シーンも広大感の感じられるイチオシ3Dポイント(やっぱり3Dはあんまり激しく動き回らないシーンの方が見やすいです)、もちろん最後のデス・スター戦なんかもオススメです。
2D3Dの実験で、いろいろ観てみようと思っていたのですが、結局、シリーズ全部を見ちゃいましたよ(笑)。

ほか、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』も奥行き感があってGood。パート3の序盤、タイムスリップした直後の、荒野のシーンのなんかが大迫力でした。個人的には、古い映画を見直す、良いきっかけになったなと思っています。

対してSD画質のアニメは正直キツいですね。特に20世紀以前の古い作品はそもそも映像自体に立体的整合性のないものが多いため、立体視には向いていないようです。ただし、ここ10年くらいのアニメは例外。画質がハイビジョン化している上、立体的にもきちんと作られているものが多く、特に背景をCGなどで作り込んでいる作品は効果が大きいですよ。

具体的には『イヴの時間』が良かったです。実は以前、デジモノステーションで吉浦監督に2D3D変換についてお話していただいたことがあるのですが、監督自身、この作品が「2D3D変換に耐える精度で映像を作り込んでいる」とおっしゃっていました。喫茶店「イヴの時間」の店内に実際にいるかのような感覚は、ファンの皆さんに是非とも味わってほしいですね。特にBD画質で楽しめる劇場版がオススメです。

あと、やっぱりフルCG系のアニメがすごく向いていますね。ピクサー作品などは、かなりリアルに3D化してくれます。

ちなみに、「CELL REGZA」は、映画やテレビ番組に限らず、動画であれば何でも立体化してくれます。ビデオカメラで撮影したオリジナル動画なんかも3D化OK。これもかなり楽しいですよ。最近、3D撮影できるカメラが多数登場していますが、「2D3D変換」機能でもかなり良い感じで楽しめました。

そして、なんと静止画の立体表示にも対応。超巨大3Dフォトフレームとしても楽しんでいます。これのおかげで奥行き感のある写真を撮るのにハマってしまいましたよ(笑)。
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「タイムシフトマシン」などの解説を先にやっていたため、お伝えするのが遅れてしまいましたが、実は借りた初期からけっこうこの機能を試してました。いや、本当に面白いんですよ、これ。付属する3Dメガネは1つですが別売で追加可能なので、家族や友人と3Dの興奮を共有しながら試すのも楽しそうですね。

いろいろ3Dテレビが出ていますが、多くのコンテンツを3Dで楽しみたいのならだんぜん「CELL REGZA」がおすすめです。「ブルーレイ3D」だけでない、幅広い3Dコンテンツを、高画質に、気軽に楽しめるようにしてくれますよ!
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