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【返却目前】今、「CELL REGZA」がなくなったら困ることランキング!!

 [レビュー]

というわけで、いよいよ「CELL REGZA」とのお別れまで、1ヶ月を切ってしまいました。
そこで今回は、この4ヶ月を振り返り、「CELL REGZA」がなくなって困ることをランキング形式で大公開!!
川○さんじゃない方の達也が語ります!!

では、さっそく始めましょう。
まずは第五位の発表です。

ジャンッ!!
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やはり「CELL REGZA」といえば高画質。これまでもそれなりにこだわっていたつもりだったんですが、「CELL REGZA」のそれはまさに別次元でしたね!! フルHD(1920×1080ドット)のコンテンツはもちろん、「超解像」技術を駆使した、非フルHD映像の高画質化が◎。SD画質のDVDはもちろん、地デジ(1440×1080ドットを伸長して表示)の映像もより美しく表示してくれます。

最近、感動したのがApple TVで映画をレンタルしたとき(日曜洋画劇場で「アイアンマン」を観て、「アイアンマン2」が観たくなったのです)、Apple TVの720p HD(1280×720ドット)映像をBDクオリティに高画質化表示してくれたこと。これまでは画質重視でBDを購入(or 店頭レンタル)していたんですが、「CELL REGZA」ならビデオ・オン・デマンドで充分ですよ!!

「CELL REGZA」を返したあと、またBDを買ったり、レンタル店に行かなくてはならなくなると(そして、うっかり返し忘れてしまうことを)思うと憂鬱ですね……。

続いて第4位はこちら!!
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まぁね、これは僕が悪いんですが、我が家のA&V機器は、多数の機器が混乱極まる接続方法で繋がれていて、私以外の人間には操作できないようになっています(正直に言うと、私も時々間違える)。HDMIのリンク機能を使って電源連動などをさせているんですが、一部機器が予想しない動作をするなど、かなりアブなっかしい。

その点、「CELL REGZA」なら、テレビ、レコーダーが一体化している上、サラウンドシステム不要の高音質なので、他の機器に触ることなく全ての目的をこなせます。実際、「CELL REGZA」導入以後、同居人は「CELL REGZA」のリモコン以外に触らなくなりました。

返却後、テレビやレコーダーの操作で同居人のストレスが溜まり、私に還元されるであろうことを考えると震えますね……。


気を取り直して、第3位!!
ジャジャジャンッ!!
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借りただけのくせに「CELL REGZA」をゲットした気になった私、これは編集部にも今日まで話してなかったんですけど、「ブルーレイ3D」や、「3D対応ゲーム」などをけっこう購入してしまっています。「返したあと、どっかの機会で3Dテレビを買うだろうから無駄にはならないよ」という脳内言い訳で買ってしまったんですが、そんな余裕はもちろんどこにもありません(苦笑)。

ほか、3Dデジカメやビデオカメラでもけっこう撮りためてしまっているんですよね。これも「CELL REGZA」がないと再生できません。どうするんだろうなぁ、自分。

まぁ、実際、これからどんどん3Dテレビも安くなっていくでしょうから、どこかで3Dテレビを買えると思っています。ただ、「3D超解像」など、画質を向上させる仕掛けはやっぱり魅力的。手持ち3D映像には、衛星放送の3D番組を録画したサイド・バイ・サイド形式のものも多いので、次に買う時も「CELL REGZA」が欲しいですね。以前のレビューにも書きましたけど、ホントにきれいになるんですよ!!


後もう一息です。第2位!!
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「CELL REGZA」だけの機能じゃないんですが、東芝製テレビ/レコーダーのスマートフォン連携サービス「レグザAppsコネクト」の「RZタグラー」が超便利でした。他社製テレビ/レコーダーにもスマートフォン連携を打ち出しているものがありますが、お世辞抜きに断トツです。まさに次元が違うという感じでした。

単純に、いつも手元にあるiPhoneでリモコン操作できるのが便利。リビングのソファで寝っ転がりながらテレビを観ている最中、キッチンにリモコンを置き忘れていてもiPhoneからチャンネルが変えられるとか、単純にリモコンが見当たらない時でも問題ないとか、実に重宝しています。

そしてなにより、録画番組の頭出し情報をソーシャルに共有できる「タグ」機能が面白いんです。サービス開始からだいぶ時間が経って、けっこう多くの番組にタグが付けられるようになりました。音楽番組の楽曲部分だけを一発で呼び出せるほか、一部の番組では、個性的なタグリストなども登場しており、これ自体を楽しめます。既にタグ自体がエンタテインメントなんです。

そろそろ私もタグ制作者デビューしようと思っていたので、ここで戦線離脱となってしまうのが残念ですね……。


そして、いよいよラストです。
「CELL REGZA」が我が家からなくなって困ること、堂々の第1位は……。
………
……

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皆さん、予想通りだと思いますが、やはりコレでしょう。変化球的に違うものを1位にしようかなんて思ったんですが、やっぱり「タイムシフトマシン」が使えなくなることが一番痛いなあ。

約1日分、丸ごと地デジ全チャンネルを録画してくれるという力業である「タイムシフトマシン」。実は、最初は「観たい番組はちゃんと録画するし……」と懐疑的な面もあったんですが、頭で分かっていたことと、実際に使ってみた感想は大違いでしたね。これは本当にテレビとの関わり方が変わる機能だと思いました。録り逃したり、見逃した番組を(1日以内であれば)観られるほか、今、観ている番組の、「え?」って思った一瞬を10秒さかのぼって確認したり、いろいろな活用法があります。これまで何度も言いましたが、本当にこれによってテレビを観る時間が増えました。

同居人にとってもお気に入りの機能のようで、本当に最近「タイムシフトで~」という言葉を家庭内で交わすようになっています。
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ただ、その副作用として?、本当にテレビ番組表のチェックがおざなりになってしまいました。「タイムシフトマシンがあるから安心」という習慣が(たった数ヶ月で)完全に我が家に染みついてしまったので、今後が本当に怖いですね。同居人も、今からどうするか嘆いています。私のデジモノ衝動買いに否定的な同居人も、CELL REGZAの衝動買いなら大目に見てくれるかも?(笑)

タグ:Cell Regza
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CELL REGZAの2大3D機能「3D超解像」と「2D3D変換」で変わったマイ3Dライフ

 [レビュー]

さて今回は、前回の小ネタに引き続き、「CELL REGZA」の“タイムシフトマシン以外の側面”についてレビューしたいと思います。具体的には自慢の「3D」について、思う存分体験した上での感想をお届けします。1101.jpg

今回まず最初に紹介したいのが「サイド・バイ・サイド方式」3D映像の、高解像度化。これは、液晶テレビ「REGZA」シリーズでおなじみの超解像技術を3D映像に対しても適用してくれるもの。

ここでちょっと愚痴を言うと、3Dテレビ最大の問題は「ブルーレイ3D」コンテンツが少なすぎることにあると思うんですよね! 店頭に行っても数えられるくらいしかありません。衛星放送ではかなり積極的に3Dテレビが展開されているようですが、帯域の関係で配信方式が解像度がヨコ方向に半分になる「サイド・バイ・サイド方式」(右目用/左目用の映像を横方向に半分のサイズに圧縮し、それを並べた状態で配信→テレビ側でそれを伸張して3D映像に変換する方式のこと。地上波放送や衛星放送など、従来の配信手段を使えるのがメリット)になってしまうのが残念なところ。3Dをきれいな画質でたっぷり楽しむ方法はないものかとずっと思っていたんですよ。

そんな思いを抱えている人にこそ断言したいのですが、「CELL REGZA」の3D超解像はかなりイイ!!です。「サイド・バイ・サイド方式」の3D映像をかなり劇的に美しくしてくれます。実際にお見せできないのが残念なんですが、感想を言うと、「超解像を使ったSD映像のHD化」よりも、かなり(ちょっとじゃなくて、かなりです!)効果が大きいと感じました。「サイド・バイ・サイド方式」と超解像技術の相性が良いんでしょうね。

スカパー!HDなどの衛星放送では、サッカーなどの3Dの恩恵を大きく感じられる番組のほか、ライブやネイチャー系など3Dならではの魅力を味わえるコンテンツがてんこ盛り。「CELL REGZA」なら、これらの映像を最高のクオリティで視聴できますよ!!


そして、「CELL REGZA」の3D機能、もう1つの目玉が「2D3D変換」機能です。これはなんと、2Dの映像を3D映像に変換して立体視できるようにしてくれるというもの。これさえあれば、ブルーレイ3Dコンテンツが不足してても大丈夫。まさに夢のような機能ですね。
で、調子にのって我が家のライブラリを片っ端から再生してみました。
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これもまた実際にお見せできないのが残念ですが、思っていたよりもしっかり3D化してくれます。実のところ「いや、それはムリがあるだろ……」と考えてしまい、あんまり期待していなかったのですが、これはアリですね。
リモコンの「3D」ボタンを押すと表示されるメニューから「2D3D変換」を選ぶだけという簡単操作も◎。
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ただし、映像によって、かなり向き/不向きがあるようです。中でも「向いている」と感じさせられたのは、HD画質の実写映像。つまり、ブルーレイ3Dで発売されている映画や、地デジのドラマですね。これはかなりしっかり3D化してくれます。ジャンル的には映像が激しく動き回るアクション系よりも、映像をじっくり見せてくれる人間ドラマ系の方が向いているように感じました。適度な3D映像が没入感を高めてくれますよ。

が、個人的には、やっぱり映像の動き回る映画の方が楽しく感じてしまったり(笑)。特にお気に入りは『スターウォーズ エピソード4』ですね。オープニングの「アレ」が非常に分かりやすく立体視できるほか、その直後のスター・デストロイヤーも大迫力で楽しめます。惑星タトゥイーンの砂漠シーンも広大感の感じられるイチオシ3Dポイント(やっぱり3Dはあんまり激しく動き回らないシーンの方が見やすいです)、もちろん最後のデス・スター戦なんかもオススメです。
2D3Dの実験で、いろいろ観てみようと思っていたのですが、結局、シリーズ全部を見ちゃいましたよ(笑)。

ほか、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』も奥行き感があってGood。パート3の序盤、タイムスリップした直後の、荒野のシーンのなんかが大迫力でした。個人的には、古い映画を見直す、良いきっかけになったなと思っています。

対してSD画質のアニメは正直キツいですね。特に20世紀以前の古い作品はそもそも映像自体に立体的整合性のないものが多いため、立体視には向いていないようです。ただし、ここ10年くらいのアニメは例外。画質がハイビジョン化している上、立体的にもきちんと作られているものが多く、特に背景をCGなどで作り込んでいる作品は効果が大きいですよ。

具体的には『イヴの時間』が良かったです。実は以前、デジモノステーションで吉浦監督に2D3D変換についてお話していただいたことがあるのですが、監督自身、この作品が「2D3D変換に耐える精度で映像を作り込んでいる」とおっしゃっていました。喫茶店「イヴの時間」の店内に実際にいるかのような感覚は、ファンの皆さんに是非とも味わってほしいですね。特にBD画質で楽しめる劇場版がオススメです。

あと、やっぱりフルCG系のアニメがすごく向いていますね。ピクサー作品などは、かなりリアルに3D化してくれます。

ちなみに、「CELL REGZA」は、映画やテレビ番組に限らず、動画であれば何でも立体化してくれます。ビデオカメラで撮影したオリジナル動画なんかも3D化OK。これもかなり楽しいですよ。最近、3D撮影できるカメラが多数登場していますが、「2D3D変換」機能でもかなり良い感じで楽しめました。

そして、なんと静止画の立体表示にも対応。超巨大3Dフォトフレームとしても楽しんでいます。これのおかげで奥行き感のある写真を撮るのにハマってしまいましたよ(笑)。
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「タイムシフトマシン」などの解説を先にやっていたため、お伝えするのが遅れてしまいましたが、実は借りた初期からけっこうこの機能を試してました。いや、本当に面白いんですよ、これ。付属する3Dメガネは1つですが別売で追加可能なので、家族や友人と3Dの興奮を共有しながら試すのも楽しそうですね。

いろいろ3Dテレビが出ていますが、多くのコンテンツを3Dで楽しみたいのならだんぜん「CELL REGZA」がおすすめです。「ブルーレイ3D」だけでない、幅広い3Dコンテンツを、高画質に、気軽に楽しめるようにしてくれますよ!
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最強の相棒「REGZAブルーレイ」を使って、録画番組をアーカイブ化!!

 [レビュー]

全国の「CELL REGZA」ファンの皆様、こんにちは。
私の「CELL REGZA」生活も、いよいよ折り返し地点にやってきました。
そろそろ返却後のことも考え始めないといけませんね。ううう……。

そこで今回は、年末年始に「CELL REGZA」に録りためた番組を華麗にアーカイブ(BDダビング)する方法についてレビューします!!

実は我が家の「CELL REGZA」の内蔵HDD(「タイムシフトマシン」用の2TB HDDとは別に用意された各500GBの「内蔵HDD1」と「内蔵HDD2」)には、既に多くの番組が保存されています。タイムシフトマシンに録画された番組の中から、気に入ったものや、後で観ようと思ったものをダビングしておいたら(タイムシフトマシン内の録画データは通常約1日で上書き消去されるのです)、けっこうな量になってしまいました。
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「CELL REGZA」を返却後もこの番組を楽しむためには、どうにかこれをBDなどに焼いて外に書き出さなければなりません。

え? 「CELL REGZA」にはBDドライブがないのだから、そんなことはできないだろうって?

いやいや、これができちゃうのです。「CELL REGZA」には、同社製BDレコーダーとLANケーブル接続することで、「CELL REGZA」内の録画番組を、BDやレコーダーの内蔵HDDにダビングできてしまう「レグザリンク・ダビング」という機能が搭載されているのですよ。

というわけで、さっそく東芝のBDレコーダー『REGZAブルーレイ RD-X10』を貸してもらいました。ぴっかぴかの最新・最上位機種です!!
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そして、即設置。
うん。やはり「CELL REGZA」には「REGZAブルーレイ」がよく似合いますね!!
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設置が済んだところで、さっそく始めましょう。

今回試したのは、昨年末の紅白歌合戦をBD化。
録画リストの中から、「紅白歌合戦」を選び、「ダビング」の黄色いボタンを押すと、ダビング先に「内蔵HDD2」と並ぶ形で『RD-X10』が表示されます。
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ネットワーク越しのダビングというと、ちょっと面倒くさい気もしますが、「タイムシフトマシン」から「内蔵HDD1」にダビングするのと全く変わらない操作で使えるのは良いですね。楽ちん。

なおこの際、「CELL REGZA」の内蔵HDDから『RD-X10』経由で直接BD-Rに焼くこともできるんですが、今回はちょっとやりたいことがあるので、『RD-X10』の内蔵HDDにダビングすることにします。
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完了までの所要時間は、我が家の環境でおよそ番組時間の3分の1程度。紅白歌合戦はかなり長めの番組(255分)なので、約80分かかりました。さすがにその時間待つのはしんどかったので、「終了後電源オフ」の設定にしてその日は就寝。

……そして翌日。
ちゃんと『RD-X10』の録画リストに「紅白歌合戦」が追加されていました。
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で。

今回、ちょっとやってみたかったことというのが、番組にきちんとチャプター設定を付与すること。

前回のレビューでも軽く紹介した「RZタグラー」の各曲頭出し情報がすごい便利だったので、アーカイブ化した後も使えるようにしたいんですよね。

そこで今回は、これを手動でやってみました。

左手にiPhoneを、右手にREGZAブルーレイのリモコンを持って操作開始。「RZタグラー」を使って頭出しをし、そこで即、リモコンの「チャプター分割」ボタンを押すという感じです。「一時停止」状態で慌てず、確実にやっていきます。
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これを60回ほど繰り返し(っていうとアレですが、所要時間3分程度で済みます)、チャプターの設定が終わりました。
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そして、これをBDにダビングすれば、各アーティストの歌い出しにチャプターが設定された「紅白歌合戦2010完全版」ディスクの完成です。
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ちなみに「REGZAブルーレイ」は、他のどのBDレコーダーにも負けない優れた編集機能を満載。たとえば「AKB48の登場するチャプターだけを抜き出して1枚のBD-Rにまとめたい」「小林幸子さんのシーンだけを毎年集めた“今年のラスボス”全集を作りたい」なんてことも簡単に行なえてしまいます。この辺の詳しい情報は、現在発売中の「デジモノステーション」3月号の62ページをご覧下さい(以上、宣伝でした・笑)
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「REGZAブルーレイ」シリーズと組み合わせれば、簡単操作でBDへのダビングが行なえてしまう「CELL REGZA」(直接BDへのダビングを行なえば、もっと簡単です)。「録画テレビはアーカイブ化に不向き」というのはもはや過去の常識と言って良いでしょう。

「タイムシフトマシン」で片っ端から全番組録画

気になる番組を“後で”探して、「タイムシフトマシン」から(それとは別に用意されている)「内蔵HDD」にコピー。

永久保存したい番組を「レグザリンク・ダビング」でBDに書き出し

こんなことができるのは世界中で「CELL REGZA」だけ!!

理屈は分かっていたんですけど、実際にやってみると本当にすごいですね。まさに新時代がやってきたなという気がします。

とりあえず、今週末は年末年始に録りためた特番をどんどんBDに焼いていこうと思います。「M-1グランプリ」なんかは、ちゃんとチャプター設定して永久保存版ディスクを作ろうかな。これまで面倒くさくてあんまりアーカイブ化ってしなかったんですが、なんだかどんどん楽しくなってきました。これも「CELL REGZA」の神通力ですね!!(言い過ぎ?)

タグ:REGZA
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タイムシフトマシンで、テレビ生活も新スタイルにシフト!!

 [レビュー]

今回から、何回かに渡って(途中、小ネタをいくつか挟みますが)「CELL REGZA」の「録画機能」についてレビューしようと思っています。

内蔵HDD(3TBのうち、2TB分)に地デジ最大8チャンネル分の番組を約1日分ひたすら録り続けてくれる「タイムシフトマシン」に代表される録画機能は「CELL REGZA」第一世代機(昨年発売の『55X1』)からの人気機能。デジモノステーションでもテレビにレコーダーの機能を組み込んだ「録画テレビ」の記事が大人気ですが、「CELL REGZA」はその最高峰とも言える製品ですね。

私も毎号、レコーダー特集の記事を書いている身として、この「タイムシフトマシン」にはとても興味を持っていました。一般的な「録画テレビ」でできることはほとんどのBDレコーダーでできますが(というより、BDレコーダーの方が高機能・多機能)、この「タイムシフトマシン」を実現できるBDレコーダーは、1つも存在しないのです。

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ではさっそく「タイムシフトマシン」を使ってみましょう。操作は簡単。リモコンの「タイムシフト」ボタンを押すだけでOK。

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すると、「今」を起点に約25時間分さかのぼった「過去」のテレビ番組表が表示されます。

あとは、観たい番組をリモコンで選択してあげるだけで、その番組を観られます。

この機能のおかげで、私のテレビ視聴スタイルが2つ大きく変わりました。

まず、毎朝、テレビ番組表を見なくなりました。朝の忙しい時間に今日やる番組の内容をチェックするなんてことをせずに済むようになったのは大きいですね。また、どんなにしっかりチェックをしていても見落としてしまうことはあるのですが、それも100%防げます。

何よりすばらしいのが、緊急特番など、朝のテレビ番組表チェックではどうにもならない見逃しや、チェック時点では全く興味がなかったものの、放映終了後にTwitterなどでの盛り上がりを見て興味を持った番組の見逃しを防いでくれること。

ぜーんぶ、帰ってから、ゆっくり「タイムシフト」で視聴できるのです。これは本当に革命的。

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すぐに視聴せず、後日楽しみたいという場合は、内蔵HDDの別の領域(3TBのうち、1TB分)にコピーしておけば、上書きされてしまうこともありません。

そしてもう1つ、帰ってすぐテレビを点けるようになったことも大きな変化の1つです。これまでは「どうせ今から見ても途中からだし、落ち着いてから録画番組を観よう」という姿勢でいたのですが、「CELL REGZA」なら、面白そうだと思った番組を最初から追っかけ再生可能。

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帰ったらまず、「CELL REGZA」ならではの「8画面マルチ表示」で、今やっている番組をチェック。

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気になった番組に表示を切り替えたら、リモコンの「始めにジャンプ」を押しましょう。

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これで番組の頭に移動しました。

●まとめ
「CELL REGZA」が我が家にやってきて実感したのは、テレビに縛られない生活が実現したことで、よりいっそうテレビを観るようになったこと。録画し損なって見逃していた番組や、そもそも気がつかずにいた番組などをきちんと楽しめるようになったことが大きいですね。

ドラマや映画は後日再放送されたりパッケージ化されますが、バラエティ番組やニュース番組はそうもいきません。「タイムシフトマシン」は、そんな一期一会のテレビ番組を見逃さない、本当にうれしい機能だと感じました。

次回のレビューでは、そんな「CELL REGZA」の録画機能をもう少し深掘り。さらに積極的に活用してみたいと思います!! 乞うご期待!!

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【レビュー】CELL REGZAが我が家にやって来た。

 [レビュー]

2010年11月5日(金)、18時。普段であれば週末に向けた追い込みで事務所に居るはずの私が自宅でそわそわ待機しておりました。そう、今日、いよいよ『CELL REGZA 55XE2』が我が家に届くのです。

仕事柄、それなりに良いテレビとレコーダーを使っているつもりではありましたが、それにしても次元が違う。我が家を見渡しても実勢価格70万円弱のデジモノなんて見当たりません。そんな、超高級テレビが、18時16分、ついに到着しました。

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早速、運送のおじさんと、編集部岡部氏、(今回の撮影のためにお越しいただいた)カメラマン増原氏と一緒に『CELL REGZA 55XE2』を開梱・設置開始します。ちなみに本機は、ディスプレイ部と外付「CELL BOX」の2箱構成。このあたりからして普通のテレビと違いますね!

ちなみに実際にやってみてわかったことですが、「CELL REGZA」の設置には最低2人、できれば3人必要です。一人暮らしの方は大手量販店などで提供されている設置サービスを利用した方が良さそうです。というか、1人では絶対にムリなので、必ず利用して下さいね。

設置していて、まず驚かされたのが「薄い」ということ。LEDエッジライト方式を利用した「XE2」シリーズは最薄部がなんと29mmなのです。高画質モデル=分厚いと思い込んでいたので、これにはちょっと驚かされました。

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また、逆に笑ってしまったのが、B-CASカードの枚数。B-CASカードは1枚で2チャンネルまでしか観られない構造になっているため、6枚ものB-CASカードが必要になってしまったのだとか。B-CASカードを作った人は、こんな製品が後々登場することを想像もしていなかったんでしょうね……。

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そして設置が完了しました。私と比べても画面サイズが非常に大きいことがわかるでしょう。50V型モデル用のシアターラックを持っているのですが、ちょっとはみ出してしまっていますね(苦笑)。大きいです。しかもエッジ部分が薄いので、ことさら画面サイズの大きさが際立ちます。

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設置が完了し、全員わくわくしながら電源ON。心なしか、みなテンションが上がってきました(笑)。あらかじめ用意しておいた、画質検証用のBDや、映画、バラエティ番組、アニメなどの映像をじっくり鑑賞し、皆、大満足。画質については、近日じっくり記事を書かせていただきますが、とにかく明るく、質感の表現力も良好、何より液晶テレビとは思えないなめらかな動きが好印象でした。長らく「画質はプラズマ!」という私だったのですが、これは考えを改めざるを得ない。

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「CELL REGZA」シリーズの自慢の1つである「タイムシフトマシン」についても、早速動作開始。電源を入れた瞬間から内蔵HDDへの録画がスタートしています。まだ、録画し始めたばかりなので全然埋まっていませんが、1日放置すると、これがいっぱいになるはずです。

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で、ここでタイムシフトして、きっかり2週間後の我が家。

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びっちり、みっちり録画されているのがわかりますね。

と、言うわけで、今回のレビュー「設置編」はこれにて。近々、しっかり使い込んだ上でまずは「録画」機能について迫りたいと考えています。また、それ以外の「小ネタ」は随時公開していく予定ですので、こちらも乞うご期待!!

あ、そうそう録画機能と言えば、実は今月26日から「CELL REGZA」初のTVCMがスタートしています。主演はもちろん福山雅治さん。どの局のどの番組でやってるかは……知らないのですが(笑)、タイムシフトマシン機能で、全番組録画しているのできっとどこかに録画されているはず。

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こりゃ確かに「テレビの意味が変わる」ですね!!

ちなみにこちらのページでも公開されているので、すぐに観たいという人はこちらでどうぞ。
http://www.toshiba.co.jp/regza/detail/ad_library/2010_11/index_j.htm

あ、Twitterもやってます!!

タグ:東芝 Cell Regza
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