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【まとめトーク】「CELL REGZA」はここがスゴかった<後編>

 [まとめ]

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ライター・山下:というわけで、前回からの続きです。そして、約半年間お付き合いいただいてきた当ブログの最終回でもあります。

編集部・岡部:最後は、「CELL REGZA」最大のアピールポイントとなる「タイムシフトマシン」について語り尽くしましょう。やっぱり、これがもっとも「生活」を変えますよね?

山下:そうですね。全番組を丸ごと録画しておいてくれるというのは、本当にすごい。今やほとんどのレコーダーに「自動録画機能」が搭載されていますが、どんなに賢くなっても「全番組録画」にはかないません。当初、興味も何もなかった番組までさかのぼってみられるのは素晴らしいですよ。この半年、何度も、本当に何度も助けられました。

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岡部:昨年発売の第二世代モデルからは、録画時間帯やチャンネルのカスタマイズができるようになりましたよね。山下さんは、どういう設定にしているんですか?

山下:以前も書きましたが、土日は24時間、平日は夜~深夜だけを録るようにしています。こうすると、平日は2日分くらいさかのぼれるようになるので、グッと実用性が増しますね。


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山下:ただ、まずは初期設定のままでつかってみることをおすすめします。自分のテレビ視聴スタイルを見極めるところから始めてみて下さい。

岡部:平日の昼間にやってるドラマの再放送に興味があるとか、ワイドショーが好きとかという人もいますもんね。逆にチャンネルを減らすというのも効果的かも。NHK教育は見ないとか。

山下:今回のブログを通じて知りあった人にはNHKだけを録る設定にしている人もいましたね。NHK総合&教育で、100時間以上録りためられるそうですよ。まさにプチNHKアーカイブス(笑)。

岡部:とはいえ、何にせよ数日以内には録画データは上書きされて消えてしまうわけですよね。その辺は、使ってみて不便じゃありませんでしたか?

山下:後々まで残したい番組、後で観たい番組に関しては、タイムシフトマシン用とは別に用意されたHDDにダビングしておけばOK。東芝製BDレコーダー「REGZAブルーレイ」シリーズの対応機機種を持っていれば、LANケーブル経由でBDに書き出すこともできますよ。この辺、ぬかりはありません。

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岡部:ほか、「タイムシフトマシン」の利用で、生活のここが変わったというところは?

山下:とにかく、テレビを非常によく観るようになりました。体感では1.5~2倍くらいになったんじゃないかな、と。たとえばこれまでは、ドラマの第一話をうっかり見逃してしまうと、「もういいや……」って感じになってしまっていたんですが(そういうことって多いですよね?)、「CELL REGZA」なら、その見逃しの心配がありませんから、そのまま継続視聴されていくんですよね。録り忘れで脱落しない分、より多く観ることになる印象です。最近だと、スタートが他のドラマと比べて遅かったせいでうっかり録り忘れてしまった「鈴木先生」を見逃さずに済みました。ありがとう「CELL REGZA」(笑)。

岡部:録り逃しは私もとても多いので、それはうらやましいですね。

山下:あと、Twitterやブログなどでオススメしていた番組をさかのぼってチェックして、それをレギュラー視聴するようになるってことも多かったですね。ヘビーなネットユーザーになればなるほど、特定時間にテレビの前に座るということができなくなってしまいがちですが、「CELL REGZA」は完璧なタイムシフトを実現していますから、むしろネットを見る時間の方が多いという人にも使ってみて欲しい。「やっぱりテレビって楽しいな」って再確認できると思いますよ。

岡部:家に帰ってきて、テレビを付けて、面白そうな番組を最初から観るという使い方もできますよね。

山下:もちろんできます。前編でも話しましたが、8番組マルチ表示が可能なので、まずそれで観たい番組を決定し、タイムシフトで最初に戻るというのが定番の使い方です。

岡部:逆に困ったことって何かありましたか?

山下:テレビの視聴時間が増えすぎて、締め切りに追われるようになりました……というのは、冗談なんですが(笑)、テレビとの関わり方が根本的に変わってしまうので、「CELL REGZA」を返却後に困った事になりそうですね。全く同じことをできる製品はほかにありませんから。普段は私のデジモノ購入に懐疑的な同居人も、「CELL REGZA」なら許すと言っています(笑)。

岡部:現在、山下さんの使っている『CELL REGZA 55XE2』の実勢価格はおよそ60万円前後。同じ3D対応55型テレビがおよそ30~40万円、大容量HDD搭載レコーダーが20~30万円前後ですから、ゼロからそろえるなら、実はコストパフォーマンス的には大して変わらないんですよね(価格は編集部調べ。2011年4月28日時点)。

山下:その通り。だから、地デジ移行リミットぎりぎりまでテレビの買い換えを待っていたなんて人には、かなりおすすめですよ。現実的な選択肢の1つだと思いますね。

岡部:価格以上の価値があると?

山下:もちろん、決して安い買い物ではないと思いますが、テレビをよりアクティブに楽しみたいと考えている人にはその価値が分かってもらえるはず。少なくとも、私はこの製品との出会いによってテレビ生活が変わりました。ぜひ、皆さんにもこの“感動”を味わってもらいたいと思っています。

次は、ぜひあなたが試してみて下さい。

岡部:なお、東芝は先日、これまで「CELL REGZA」だけの特長だった、この「タイムシフトマシン」機能を組み込んだ、「CELL REGZA ZG2」シリーズを5月下旬より発売すると発表しました。

山下:このニュース、個人的には「いよいよ来たな」という印象を持ちました。録画可能チャンネルが6chになるなど(「CELL REGZA」は8ch)、「CELL REGZA」のタイムシフトマシンと仕様面で異なる点もあるのですが、さらに手の届く価格帯のテレビで使えるようになった意義はとても大きい。

岡部:今後、さらに多くの「REGZA」で使えるようになることを期待したいですね。2~3年後には「REGZA」の標準機能になっているかも?

山下:その可能性は決して低くないと思いますよ。私も、その未来に期待したい。「タイムシフトマシン」で、テレビを未来にシフトさせましょう!!


この半年間、このブログにお付き合いいただき、本当にありがとうございました。またいつか、どこかでお会いできますように……
タグ:Cell Regza
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【まとめトーク】「CELL REGZA」はここがスゴかった!!<前編>

 [まとめ]

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ライター・山下:デジモノステーション特別企画「我が家にCELL REGZAが来るなんて。」もいよいよ完結が近づいてきました。そこでラスト2回は、私と、本誌レコーダー担当編集者岡部が、この企画を通じて理解した、「CELL REGZA」のスゴさについて語り合いたいと思います。

編集部・岡部:前編では、自慢の「タイムシフトマシン」以外の部分について語ります。驚異のリッチスペックが生み出した「CELL REGZA」ならではの“感動”ってありましたか?

山下:まず、「CELL REGZA」で驚かされたのがマルチチューナー搭載による「8番組マルチ表示」が可能なこと。今やっている全ての番組を1画面で確認できるんです。当然、こんなことをできるテレビはほかにありません。大昔のアナログテレビに似たような機能がありましたが、あれは1つのチューナーでムリヤリやっているので、1局ずつ順次書き換えていくって感じでしたよね。だから「何が映ってるのか」くらいしか分かりませんでした。でも、「CELL REGZA」のそれは、全画面がちゃんと動くんです。番組の内容まではっきりわかります。

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岡部:この機能、実際使ってみてどんなときに重宝しましたか?

山下:ニュース時間帯に目当てのニュースをやっているチャンネルを探すときにすごく役立ちました。全チャンネルを表示させることで、知りたいニュースをやっている番組をすぐに見つけだせるんです。テレビの見方が変わりますよ。2番組同時表示なんて目じゃない!

岡部:そういえば番組表でも、動くサムネイルが全チャンネルに付くんですよね。マルチチューナー恐るべし。

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山下:今やっている番組から、見たいものを見極めるという点で、「CELL REGZA」の右に出るテレビはありませんね。“高性能”が“使いやすさ”に直結する良い例でしょう。

岡部:“使いやすさ”と言えば、リモコンも要注目ですよね。まだまだテレビでは採用事例の少ない電波方式を採用しているので、テレビにリモコンを向けなくても操作できる。

山下:我が家のリビングは、テレビと食卓の間にソファセットがあるので、従来のリモコンではちょっと手を高く持ち上げて操作しないといけなかったんですよね。その点、電波方式リモコンなら間に障害物があっても全く問題なし。

岡部:最近のリモコンはボタン数が非常に多く、利用頻度の少ないボタンはどこに何があるのか覚えきれないんですが、電波方式リモコンなら、リモコンを立てて持って、表示を確認しながらボタンを押すことができます。個人的にはこれも大きなメリットだと思いますよ。

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山下:そして「リモコン」について語るなら、スマートフォンやタブレットからテレビの操作を行なえるようにしてくれる「レグザAppsコネクト」の事に付いても触れておかないといけませんね。

岡部:そう。単にテレビのリモコンの代わりになるだけじゃない。「RZタグラー」では、録画番組の頭出し情報(≒チャプター情報)を世界中のユーザーと共有できる「タグ」機能など、REGZAオンリーの機能が多数提供されています。

山下:「タグ」は個々のユーザーが手動で設定します(それらをまとめて「タグリスト」と呼称)。ですから、単純に番組の切れ目にタグを設定しているタグリストもあれば、歌番組で歌手が歌い始める瞬間の頭出し情報を集めたタグリストなんてものもあります。スポーツ番組の決定的なシーンだけを集めたものなんかも人気ですね。面白いものだと、ドラマやアニメで特定の登場人物が出るシーンだけを集めたタグなんかもありました。「オートチャプター」では対応できない、人力ならではのユニークさがあります。

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岡部:ちなみに、「レグザAppsコネクト」はこれまで「iPhone」(などのiOS搭載機)でしか使えなかったんですが、4月にはAndroidケータイ向けの「RZタグラー」も提供開始されました。5月以降にはPC(Windows & Mac)向けのものも用意されるとのこと。ユーザー数が拡大→タグの量と質が向上→ユーザー数が拡大……、というポジティブスパイラルが形成されていくことに期待したいですね。

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※PC向け「RZタグラー」画面(東芝提供)

山下:そのほか、Webページでは説明しにくいんですが、3Dについても「CELL REGZA」は圧倒的でした。中でも、横方向の解像度がフルHDの半分になってしまうサイド・バイ・サイド方式コンテンツを自慢の超解像技術でフルHD化してくれる「3D超解像」がすごかった。お世辞抜きに「ブルーレイ3D」に近い解像感を再現してくれます。「スカパー! HD」などで放映している(サイド・バイ・サイド方式の)3Dコンテンツを中心に楽しもうと考えているのなら、断然「CELL REGZA」がおすすめですよ。

岡部:「CELL REGZA」は、そもそも3Dでないコンテンツを3D化する「2D3D変換」も搭載していますよね。

山下:こちらも想像以上に良かったです。どういうふうに実現しているのか細かい技術解説は今回は措くとして(笑)、しっかり立体的になるんですよ。これが面白くて、何度も見たDVDをわざわざこの機能を使って再生したりしちゃいました。しかもこの機能、テレビ番組やDVDビデオのほか、自分で撮影した動画や静止画も立体化できちゃうんです(カメラと「CELL REGZA」をHDMI接続時)。撮りためた旅行などの思い出が、よりリアルによみがえりますよ!!

岡部:……こうして列挙していくだけで、「CELL REGZA」にナンバーワンであり、オンリーワンであることがものすごくたくさんあると分かりますね。

山下:本当に、これを返したあと、どうやって今のテレビ生活を維持していくかが不安ですよ(苦笑)。特に「タイムシフトマシン」が使えなくなってしまうのは本当に痛い。

岡部:やっぱりそこですよね。では、「タイムシフトマシン」のに凄さについては次回(最終回)、たっぷり語ってもらいましょう。

<後編>に続く……。

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